保育士ママのお役立ちBLOG

3才と0才のママです。 保育士と幼稚園教諭の資格を持っていますっ 育児や保育に関しての情報を載せていこうと思っていますっ よろしくお願いします^^

保育士が語る!保育士が次々にやめていくリアルな理由

 

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現在資格を持っているけど保育士として働いていない潜在保育士と言われる人たちは10万人以上いると言われています。

保育士は離職率が高く、毎年平均10%ちょっとということで、10人に1人はやめてしまうのです。
では、どうして資格を持ってるのに保育士として働かないのか、すぐにやめてしまうのかを実際に現場で働いてきた経験をふまえて考えていきたいと思います。
 

★給料が安い

これは、世の中で話題になっていますね。
昔から保育士は給料が低いと言われていたので私も覚悟はしていたのですが、実際に給料をもらい生活してみると本当に厳しいです。
私が働き始めた保育園は初任給17万だったのですが、なんだかんだ引かれて手取りは14万くらい。
そこから一人暮らしで家賃、光熱費、奨学金、仕送りなどをしていたら....なかなか貯金もできないんですよね(;_;)
 
それでもこの給料は周りに比べると高い方でマシな方でした。
 
その後、その園には3年間勤務しましたが、給料は1年ごとに数千円アップ(たしか3千円もなかったはず...)しただけで、引かれる金額が毎年増えて、結局手取りは毎年減っていました。
 
お金が全てではありませんが、そうなるとなんだか自分の頑張りが認められていないような気持ちになってしまうんですよね。
金銭的に貯金も出来ず、先も見えないということでやめてしまう人が一番多いと思います。
 

★仕事量が多すぎる

まず、子どもたちと遊んだり、前日に準備をするのは当たり前ですが、日誌やおたより、保護者の対応、子どもの健康管理。掃除に係
、イベント担当のときや運動会発表会などの大きい行事のときは夜遅くまで残る日が続きます。
それでも間に合わないときは家に持ち帰り仕事をします。
 
さらに0歳児担任になったときは、赤ちゃんのミルクやおやつも自分たちで買いに行きます。私は車がなく、自転車通勤で雪が降れば徒歩通勤だったのでミルク缶のまとめ買いはとても大変でした。
 
そして雪国限定なのですが、何より一番ハードだったのが、冬の雪かきです。
天気予報で次の日が雪のときは出勤時間より早く行き雪かきをするのですが、早番の場合園に行くのは朝6時です。
プラス屋根に積もった雪下ろしもすることもあり、腰まで積もった大量の雪を下ろしてから通常業務にうつるのですが地獄です。
 
これだけ頑張っても残業手当は一円も出ません。人が足りていないため有給もほとんど取れず消えていきます。ハードなのに報われませんよね( ;  ; )
 

★いじめがあったり上下関係が厳しい

 保育士は周りから"穏やか、優しい"といったイメージを持たれやすいのですが、意外と気が強い人も多く、上下関係も厳しいです。
 
職員室に戻ったときに先輩がいたら飲み物を聞いて用意したり、勤務時間が終了しても先輩がまだ残っていたら「何かお手伝いすることはありませんか?」と聞いて、なければ帰ってもいいという暗黙のルールのようなものがありました。
これくらいなら全然頑張れる範囲ですが、周りの保育士仲間の話を聞いているといじめやいびり等があることもよく聞きます。
 
自分の気にくわないことがあると子どもの前でも怒鳴ってきたり、自分のミスを押し付けたり....(-_-)
実際に私の同僚も先輩に
 
「そこに座ったら子ども見えないよね?」
「やる気が感じられない。」
「それで子どもが何を学べるの?」
 
と子どもの前で何かアクションをおこすたびに怖い顔、声で注意される毎日で、どんどん笑顔がなくなり萎縮して自分の意見を言えなくなったり行動が起こせなくなってしまう姿を見てきました。
 
そんなことを言う人が1人だったらまだしも、女は群れを作りたがり、派閥グループが存在するというのも厄介なところです。
 
保育の場だと、複数担任で毎日ずっと同じ空間にいて、連携をとるために話をしなくてはいけないので苦手だからといって避けることもできず逃げ場がないというのが辛いですよね。
中には我慢して我慢してうつ病になる子もいるくらいです。
 
 

★自由に結婚、妊娠することが許されない

正直、新卒で就職してからはすぐに結婚妊娠をすることは許されない暗黙のルールがあります。
 
何年も勤続して結婚するならまだしも、就職してすぐに先輩を差し置いて、結婚するのはあまり祝福されない雰囲気があるんです。
 
もし結婚して妊娠したとしても保育士は小さい子を抱っこやおんぶしたり、走り回る子を追いかけたり体力勝負なので妊娠中の体ではできないことがたくさんあります。
言ってしまえば園は菌の宝庫ですし、感染症が流行して自分まで感染した場合、お腹の赤ちゃんの命まで危険になってしまう可能性も高く、働きたくても働けないのが現状です。
 
仮に産休育休を取って復帰したとしても、自分の子どもが体調を崩して迎えに行かなくてはいけなかったり、感染症で長期的な休みが必要だったり、行事があったりしますよね。
 
自分が担任を持っていた場合、他の職員に迷惑をかけてしまいますし、最悪年度の途中でやめるなんてことになったら子どもたちを不安にさせたり、保護者にも迷惑をかけ不信感を持たれてしまいます。
 
このような理由から、園側もそれとなく退職を促したり、自分から結婚を機にやめる人が多いのです。
 
女性が多く、子どもを育てることを支援する職場だからこそ産休育休はしっかり取れて、復帰後も安心して働ける環境がもう少し充実しないことには、やはりどんどんやめてしまうばかりですよね。
 
 

★まとめ

 これだけ働く環境が良くないとやめてしまうのは仕方ないともいえますが、それでも働いている人たちはたくさんいます。
自分を犠牲にしてでも子どもたちのこと、この仕事が好きだからです。誇りを持っているからです。
 
どこに行っても保育士は足りていません。それによって子どもたちを預けられません。
現在、潜在保育士を復帰させるための政策が進められていますが、保育士の給料がUPする等、今頑張って働いている保育士がやめていかないように応援する政策や園の環境作りも大事にしていってほしいと思います。