入園式も終わりお父さんお母さんはホッとしているかもしれませんが、次の大きな行事の運動会に向けて、すでに動き出している保育園や幼稚園も多いのではないでしょうか(o^^o)
勝ち負けに関係なく、子どもたちが一所懸命頑張る姿に感動して涙腺崩壊してしまうのは私だけではないと思います!( ; ; )笑
ハンカチ...いや、バスタオル必須です!
しかし、運動会を見ていると親としては
「うちの子どうして目立たないところで踊っているのかしら?」
「チームリーダーってどうやって選ばれたのかしら?」などなど
不思議に思うこともあると思います。
そんなちょっとした疑問や運動会にまつわる裏事情をお話ししたいと思います(^○^)
★チームリーダーの選び方
運動会では、大体赤組と白組があり、それぞれにリーダーや応援隊長などの代表者がいると思います。
リーダーなので、もう運動会の主役と言っても過言ではない役所ですね(*^^*)
園によっては立候補や話し合いで決めることもあると思いますが、先生が決める場合2タイプの子が選ばれがちです。
まずは王道。日頃からクラスでみんなを引っ張っていけるような優等生タイプ。
子どもは周りの人の言葉や雰囲気に流されやすいので、やはり明るくて発言力のある頑張り屋さんがリーダーだと、最後まで諦めないでチーム一丸となって頑張ることができるのです。
そしてもうひとつのタイプ。これはいい子なんだけどイマイチ自分に自信が持てない子です。
プレッシャーや責任を与えることで、大きく成長してほしいという期待を込めて、あえてリーダーにするのです。
しかし、これは結構大きな賭けで、途中でプレッシャーに押しつぶされたり、本番でダメになってしまう子もいます。
そうなっては元も子もないので、そこは親や先生がタイミングをみたり、その子の性格を考え、時には励ましたり、お尻をたたいたりして本番に気持ちを持っていけるようにすることが大切です。
どちらのタイプもやり遂げた後は、自分に自信がつき大きく成長することができます(^ν^)
★お遊戯の並び方
お遊戯の並び順ですが、単純に背の順にする場合もありますが、やはり目立つ真ん中や客席に近いところには上手に踊れる子やノリノリでいい笑顔で踊ってくれる子を配置することが多いです。
理由は二つありますが、一つ目の理由は単純にその子に目がいき、多少端の子が踊れていなかったとしても、全体的に踊れているような感じに見せるためです。
二つ目の理由は、子どもたちからしても踊れる子が視界に入ることで"楽しそう!自分も踊りたい!"と思わせるためです。
特に低年齢だとその時の機嫌で踊ったり踊らなかったりするので、環境作りが重要になってくるのです。
しかし、一曲ずっと同じところで踊っていると子どもも飽きてしまいますし、大体行事で目立つ子が限られてしまい、保護者からクレームがきたり、不満を持たれてしまうこともあります。
そうならないために、曲の中盤で隊形移動をするなど工夫されているのです(^◇^)
ちなみに、人前が苦手で泣いてしまいそうな子や毎回気分が乗らなかったりする子の横には世話焼きの子をつけるなどして、大人が介入しなくてもフォローできるようにします(^_^;)
★リレーの走る順番
リレーは最初に担任が男女が偏らないように気をつけながら、大体足の速さが同じような子同士を走らせるように構成します。
そして、実際に走らせてみて大きい差がひらいたりしないよう調整していきます(^ ^)
走る順番は
普通の子→遅い子→速い子
という風に配置されることが多いです。
理由として、遅い子を最初にしてしまうとイマイチ盛り上がりに欠けてしまうだけでなく、真ん中に配置することで、足の遅さが目立たないように配慮されています。
そしてやはり最後のアンカーは一番盛り上がるところなので、チームで一番足の速い子が配置されます(*^o^*)
ちなみに、運動会当日に休んでしまう子がいたときのために代走の子をあらかじめ用意しておくことになっています。
そのときは足が速くもなく遅くもない平均的な足の速さの子が重宝されます!
もしリレー当日に我が子が2回走っていたら「あっ、うちの子平均的な足の速さだったのね」と思ってください(笑)
★まとめ
運動会はどうしても大人は勝ち負けを気にしてしまう傾向にありますが、やはり大切なのは子どもたちが楽しかったか、最後まで頑張ることができたかですo(^▽^)o
泣いても、転んでも、何もできないで固まっていても、それが今の子どもの成長している姿なんだと受け止めて、最後には子どもたちをたくさん褒めてあげましょう(^з^)
そして、毎年運動会でド派手に転ぶお父さんお母さんがいるので、これを機に子どもと一緒に体を動かすのもいいかもしれませんね☆(^O^)(笑)